<My Vintage Collection ④> Levi's Denim Patchwork Jacket

 

お待たせいたしました。ヴィンテージ編第四弾です。今までフレンチワークヴィンテージ中心に紹介してきましたが今回は少しテイストを変えます。80年代に作られたと推定できる西ドイツ製のデニムパッチワークジャケットを紹介します。ではさっそく見ていきましょう。

 

 

~DETAIL~

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正面

いかがでしょうか。これこそ古着って感じの唯一無二性を感じますよね。リーバイスのデニムパンツとベージュブラウンのスウェードレザーが絶妙にパッチワークされています。ポケット配置やレザーパッチ、タブなども残っており雰囲気は抜群です。

 

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背面

背面の方がより個性が際立っているかと思います。これほど大胆にデニムのバックポケットをそのままパッチワークしたじゃっけとは今まで見たことがないです。しかしそれでいてかっこいい。よりディテールを見れば使われているデニムも普通のデニムではないことがわかってきます。

 

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レザーパッチ

どうでしょうか。リーバイスのパッチは1954年から紙パッチに変更されたのでこのジャケットに使用されているのはそれ以前のものと判別できますねなん。贅沢です。また、よく見るとわかりますが、タブがオレンジです。

 

リーバイスオレンジタブとは・・・60年代に作られ通常のライン(レッドタブ)よりも安価なモデルとして発売されたこともあり、当時の若者からも絶大な人気を誇ったシリーズです。

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袖のディテール

このディテールはお気に入りポイントの一つですね。ある種の無駄なディテール。こういうのに惹かれます。某メゾンブランドと下にありそうな現代的なディテールで開閉によって若干シルエットが変化します。

 

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裏地

タグにはデュッセルドルフと記載されています。デュッセルドルフは現ドイツ西部にある町でファッションやアートで有名みたいです。made in W. germany からは歴史を感じますね。今はなき西ドイツで作られたジャケット。どんな人が施したパッチワークなのか思いを馳せるのも古着ならではの楽しみの一つですね。

 

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裏地 全体

最後に裏地の全体写真を載せたいと思います。レーヨン素材のストライプ柄で、最後の最後までこだわってますね。主張が強すぎないストライプでちらっと見えても悪目立ちしません。

 

 

 

今回は以上になります!いかがでしたか?これまでとは少し違う感じのコレクションを紹介しました。これはコレクションの中でも上位に入るマスターピースです。この時期重宝するジャケットなのでガンガン着ていきたいと思います。

 

それではまた!