<My Vintage Collection ⑤> French Work Denim Trouser

ヴィンテージ編第五弾です。今回はパンツの紹介で、フランスでは見かけることの少ないデニム生地の古いワークパンツになります。早速見ていきましょう!

 

 

 

 

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正面

こちらが前面です。いかがでしょうか。色褪せてブルーグレーのような淡い色合いになっています。しっかり太さもありモダンに着ていただけるかと思います。

 

 

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背面

引いた写真だとわかりづらいかとは思いますが、ところどころに散見されるペンキ跡がまた、いい風合を出してくれています。ペンキの色や跡から絵描きが履いていた作業着という推測もできます。

 

 

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フロント

近くから見るとより風合いが伝わってくるかと思います。いい色落ちしてますよねぇ。また左右に二つタックが入っていますね。デニムにインタックなのでカジュアルになりすぎずいい塩梅で使いやすいです。

  

 

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ベルトループ

このパンツは40年代ころのものなのですがちゃんとベルトループもついています。ウエストはやや大きめなのでベルトで絞ってズドンと履くことができます。これくらい古い年代のものはサスペンダーで吊るすものが多いのでこれは意外とうれしいポイントだったりします。

 

 

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バックポケット

写真はバックポケットですがフロントのボタンにもウッドボタンが使用されています。ワークジャケットにも言えることですがウッドボタンが使用されているものは古いもの(40年代以前)が多いと思います。プラスチックには出せない雰囲気がいいですね。

 

 

 

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裏地

これはパンツの裏地です。きれいなダークブルーでロールアップしても違和感なく履けそうですね。現行のものだと裏地の方が色が薄いものが多いですが、裏の方が濃いというぱっと見ではわからない面白いディテールを兼ね備えています。

 

 

 

いかがだったでしょうか。フランスのデニム地ワークパンツは本当に見かけません。通年履けるのでとても重宝しています。残念ながらこれは販売はできませんが、気になる人がいれば是非お探しになってください。すごくおすすめです。見つけた方もしくはすでに所有している方は是非コメントください!

 

それではまた!

 

 

 

<My Vintage Collection ④> Levi's Denim Patchwork Jacket

 

お待たせいたしました。ヴィンテージ編第四弾です。今までフレンチワークヴィンテージ中心に紹介してきましたが今回は少しテイストを変えます。80年代に作られたと推定できる西ドイツ製のデニムパッチワークジャケットを紹介します。ではさっそく見ていきましょう。

 

 

~DETAIL~

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正面

いかがでしょうか。これこそ古着って感じの唯一無二性を感じますよね。リーバイスのデニムパンツとベージュブラウンのスウェードレザーが絶妙にパッチワークされています。ポケット配置やレザーパッチ、タブなども残っており雰囲気は抜群です。

 

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背面

背面の方がより個性が際立っているかと思います。これほど大胆にデニムのバックポケットをそのままパッチワークしたじゃっけとは今まで見たことがないです。しかしそれでいてかっこいい。よりディテールを見れば使われているデニムも普通のデニムではないことがわかってきます。

 

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レザーパッチ

どうでしょうか。リーバイスのパッチは1954年から紙パッチに変更されたのでこのジャケットに使用されているのはそれ以前のものと判別できますねなん。贅沢です。また、よく見るとわかりますが、タブがオレンジです。

 

リーバイスオレンジタブとは・・・60年代に作られ通常のライン(レッドタブ)よりも安価なモデルとして発売されたこともあり、当時の若者からも絶大な人気を誇ったシリーズです。

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袖のディテール

このディテールはお気に入りポイントの一つですね。ある種の無駄なディテール。こういうのに惹かれます。某メゾンブランドと下にありそうな現代的なディテールで開閉によって若干シルエットが変化します。

 

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裏地

タグにはデュッセルドルフと記載されています。デュッセルドルフは現ドイツ西部にある町でファッションやアートで有名みたいです。made in W. germany からは歴史を感じますね。今はなき西ドイツで作られたジャケット。どんな人が施したパッチワークなのか思いを馳せるのも古着ならではの楽しみの一つですね。

 

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裏地 全体

最後に裏地の全体写真を載せたいと思います。レーヨン素材のストライプ柄で、最後の最後までこだわってますね。主張が強すぎないストライプでちらっと見えても悪目立ちしません。

 

 

 

今回は以上になります!いかがでしたか?これまでとは少し違う感じのコレクションを紹介しました。これはコレクションの中でも上位に入るマスターピースです。この時期重宝するジャケットなのでガンガン着ていきたいと思います。

 

それではまた!

 

 

 

<My Vintage Collection ③> French Herringbone Work Jacket

ヴィンテージ編第三弾目です。今回は第一回目に紹介したフレンチワークジャケットの素材違いの紹介です。素材は何とヘリンボーン、ドイツ製の比較的新しいものでヘリンボーンが使われているワークジャケットはよく目にしますが、フランス製かつ年代が古いものでこの生地は珍しいです。さらにカラーはホワイトと希少中の希少種です。早速紹介していきます。

 

ヘリンボーン地・・・ニシン模様の名称のことで、見た目が開いた魚の骨に似ていることから「ニシンの骨(Herring bone)」と呼ばれています。秋冬の衣料品に使われることが多いです。

 

~DETAIL~

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正面図

 

こちらが実物になります。シルエットは若干裾広がりのAラインだとわかりますね。色合いも温かみのあるオフホワイトで秋冬に着ても違和感ないです。

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アップ画像

この写真だとより生地感が伝わるかと思います。ニシンの骨を彷彿とさせる織り目には繊細な陰影が無数に重なり、何とも深みのある風合いを生地にもたらしています。この生地自体は19世紀後半から20世紀初頭のフランス軍のものに酷似していることから、昔織られたストック地で仕立てられたものではないかと思われます。

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タグ

フレンチヴィンテージ好きにはたまらないディテールのひとつ裏タグです。こちらはフランスらしいトリコロールで合わせられています。モンサンミシェルやアドルフラフォンなど有名タグもさることながらDUTHILLEUL et MINART も1850年に創業した老舗ワークウェア専業ブランドです。刺繍タグであることから40年代以前のものだと判別できます。

 

今回は以上です。こちらもウェブサイト掲載予定です。お楽しみに。では次回お会いしましょう!

 

<My Vintage Collection ②> French Work Leather Double-Breasted Coat

今回はヴィンテージ編第二弾です。11月にさしかかろうとするこの時期、やはりヘビーアウターが欲しくなる時期ですよね。しかし、フレンチワークのジャンルでヘビーアウターとして活躍してくれそうなアイテムって意外にありそうでないんですよね。そこで今回紹介したいのがコルビジェジャケットでおなじみのフレンチワークレザーダブルブレストコートになります。

 

 ~Outline~

 

まずはコルビジェジャケット」という名称の由来ですが、20世紀を代表するフランスの建築家ル・コルビュジェが作業服として使用していたことで現地の古着屋さんがコルビュジェジャケットと呼んだことだと言われています。このジャケット自体の本来の用途はフランスの公務員の制服とされています。

 

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コルビジェジャケットを着るコルビュジェ自身

 ~Detail~

 

 

ここからは僕が実際に所有しているものの写真を使ってディテールを紹介したいと思います。

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正面図

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背面図

シルエットはきれいな裾広がりのAラインです。全体的に使い込まれており、革も柔らかくとても着やすくなっています。色落ちが出てきているところも何箇所かあり、経年変化も楽しめる代物です。サイトポケットはフラップがない斜めのタイプで、再度にもフラップかあるものもあります。個人的にはフラップがない方が使いやすく好きですが。

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襟の画像

襟は前回のインディゴリネンワークジャケットの回で紹介した「甘い襟」で美しいラウンド型です。また、こちらはウール襟で革襟のものもあります。希少度でいえば、圧倒的にウール襟のものが高く、色はブラック、ネイビーのものがあります。

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ライナーの画像

最後はライナーのディテールです。基本的にライナーはウールのもので、チェック柄が多く、赤色のチェックやグリーンのチェックなど様々です。そのほかは黒の無地などを見たことがあります。

 

今回は以上です。コルビジェジャケットもすでに高騰しているアイテムの一種ですので、気になる方は早めに入手したほうが良いと思います。こちらのアイテムもウェブサイト完成後商品として掲載予定なので興味のある方は是非。

 

ご視聴ありがとうございました。

 

 

<My Vintage Collection ①> French Indigo Linen Work Jacket

今回は服好き大学生の服紹介ヴィンテージ編になります。ここ最近、ヨーロッパヴィンテージの価格高騰が著しく今後も続きそうです。。そんな価値が高まりつつあるヨーロッパヴィンてーしの中でも特に価値が高いとされるインディゴリネン素材のフレンテワークジャケットをこの回では紹介していきます。

 

~Outline~

 

フレンチワークジャケットといえば、モールスキンをはじめとし、コットンツイルやコットンリネン(Metis)、ヘリンボーンと素材は様々です。その中でもインディゴリネン素材は稀少中の稀少で、有名ヴィンテージショップのオーナーでさえも年に2着ほど入手できれば豊作というほどです。これに加え、ヨーロッパヴィンテージを紹介するYoutuberの人気や現存するものの枯渇が相場に拍車をかけている主な要因と考えられます。ヴィンテージはそもそも現在生産されていないのでいつかなくなるのは明白ですが、ここ最近の価格高騰は類を見ません。そのためいまからヨーロッパヴィンテージ沼にはまると一通りコレクトするというのは非常に困難かつ資金が必要となると思われます。そんな今後もう目にできないかもしれないインディゴリネンワークジャケットのディテールを写真とともに紹介したいと思います。

 

~Detail~

 

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画像①

 美しいですね。インディゴ染めでしか表現できない深みのある色です。状態に関しても激しくフェードしていたり、ダメージがひどかったりするものが多いですがこちらは本当に状態もいいです。

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画像②

 

通称「甘い襟」と呼ばれる大きくラウンドしたフレンチヴィンテージ特有の襟とコレクター内では人気の高いVステッチ、通称Vポケです。近くで見るとわかりますが、リネン地特有のネップ感があり、ヴィンテージならではの風合いを楽しんでいただけます。

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画像③

続いてはタグです。写真から刺繍タグだと判別できるのでこれは40年代以前のものだということがわかります。それ以降のものはプリントタグになってくるのでタグは年代判別の大きい要素の一つです。年代判別の基準はそのほかにボタンや胸ポケットの大きさ襟の形、生地の薄さなどがあります。これは別の回で追々紹介していきたいと思います。

 

 

今回はこれくらいで終わっときます。こちらは現在作成中のオリジナルWebサイトが完成次第販売したいと思うので乞うご期待。それではまた。

 

 

自己紹介とブログの方針 

はじめまして!

「服」と「英語」を愛する大学生Mielです!!

突然ですが、趣味を中心としたブログを始めることにしました。今年度から現在在籍している大学を休学し、他の大学に編入を目指していましたが、結果は不合格。最大の目標を失い何をすべきか模索中という感じです。ただただぼーっとしてても休学中の時間が無駄にしてしまうだけなので僕が愛してやまない洋服と英語についてブログという形で文章を書いて気分を上げていこうというのが始めたきっかけです(笑)。重複しちゃうところもあるかもですが、ここからは簡単な自己紹介とブログの方針を紹介していこうと思います。

 

自己紹介:

 

出身 愛知 

年齢 20代 

趣味 英語運用と服を着ること 

アルバイト スーパーの品出し

スキル 英検1級程度の英語力...以上

 

ブログの方針:

 

①自分の経歴、現在、今後について

②自分が所有していたりや今欲しい服の紹介 

③英語の勉強法

 

など趣味の領域を中心に書いていこうと思います。

毎日投稿していくつもりなのでよろしくお願いします!!