<My Vintage Collection ②> French Work Leather Double-Breasted Coat

今回はヴィンテージ編第二弾です。11月にさしかかろうとするこの時期、やはりヘビーアウターが欲しくなる時期ですよね。しかし、フレンチワークのジャンルでヘビーアウターとして活躍してくれそうなアイテムって意外にありそうでないんですよね。そこで今回紹介したいのがコルビジェジャケットでおなじみのフレンチワークレザーダブルブレストコートになります。

 

 ~Outline~

 

まずはコルビジェジャケット」という名称の由来ですが、20世紀を代表するフランスの建築家ル・コルビュジェが作業服として使用していたことで現地の古着屋さんがコルビュジェジャケットと呼んだことだと言われています。このジャケット自体の本来の用途はフランスの公務員の制服とされています。

 

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コルビジェジャケットを着るコルビュジェ自身

 ~Detail~

 

 

ここからは僕が実際に所有しているものの写真を使ってディテールを紹介したいと思います。

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正面図

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背面図

シルエットはきれいな裾広がりのAラインです。全体的に使い込まれており、革も柔らかくとても着やすくなっています。色落ちが出てきているところも何箇所かあり、経年変化も楽しめる代物です。サイトポケットはフラップがない斜めのタイプで、再度にもフラップかあるものもあります。個人的にはフラップがない方が使いやすく好きですが。

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襟の画像

襟は前回のインディゴリネンワークジャケットの回で紹介した「甘い襟」で美しいラウンド型です。また、こちらはウール襟で革襟のものもあります。希少度でいえば、圧倒的にウール襟のものが高く、色はブラック、ネイビーのものがあります。

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ライナーの画像

最後はライナーのディテールです。基本的にライナーはウールのもので、チェック柄が多く、赤色のチェックやグリーンのチェックなど様々です。そのほかは黒の無地などを見たことがあります。

 

今回は以上です。コルビジェジャケットもすでに高騰しているアイテムの一種ですので、気になる方は早めに入手したほうが良いと思います。こちらのアイテムもウェブサイト完成後商品として掲載予定なので興味のある方は是非。

 

ご視聴ありがとうございました。